塾や受験に関する用語解説【その2】

受験を勝ち抜くためには、集中して勉強することがとにかく大切。それと同時に、正しい情報を得ることもかなり重要です。せっかく得た情報が専門用語ばかりで良く分からないのではもったいないですし、他の受験生に後れを取ることにもなりかねません。そこで今回は、塾と受験に関する用語をご紹介し、意味や内容の解説をしていきます。しっかりした知識を身に付けて、有益な情報をキャッチ出来るようになりましょう。

 

回診電話

回診電話という言葉をご存知でしょうか。なんだか医療用語のような響きですよね。これは、学習塾が生徒の家にかける電話のことを言います。通常、学習塾では、生徒の成績や進路の相談をするために定期的な面談を行います。
ただし面談は、定期テストごとや新学期ごとなど、数か月に1回程度しか行われません。生徒の学習状況や成績は日々変化するので、手軽に家庭とコミュニケーションが取れる電話が利用されています。回診電話の内容は、生徒の塾での学習への取り組みを伝えたり、逆に家庭での様子を聞き取ったりと双方向でのやり取りになります。
塾側がこまめに家庭に連絡をし、生徒の様子を伝えることで保護者を安心させ、塾への信頼を高める役割があります。また、家庭での生徒の様子や保護者の態度を読み取り、退塾を未然に防ぐ目的もあります。

 

教科書準拠教材

教科書準拠教材とは読んで字のごとく、学校で使われている教科書に沿った内容の教材のことです。学校で使用されている教科書は文部科学省の認定を受けており、複数の大手教科書会社が出版しているものがよく使われています。
学校では、教科書の内容を吟味して使用する教科書を決めているので、教科ごとに使用している教科書会社が違うことがほとんどです。ただし教科書は、特に小・中学校の場合は都道府県や地域ごとに統一されていることが多いのが特徴で、その地域で主に使用されている教科書に準拠した教材が書店に置いてあることも多いです。
教科書準拠教材は、学校指定のワークブックなどになっていることも多く、教科書と同じ単元名、内容、項目で構成されています。宿題として出されることもあり、学校の定期テスト対策に便利です。

 

隠れ付属中学

隠れ附属中学という言葉を耳にしたことがある人は少ないのではないでしょうか。中学受験をしようと思っている、あるいは経験したことのある人ならこの用語を知っているかもしれませんね。隠れ付属中学とは、大学付属の中学校である、もしくは大学と提携している系列の中学校であるにも関わらず、学校名から付属中学であることが分からない学校のことを指します。
例えば「筑波大学附属中学校」のような名前の場合、学校名を見ただけで筑波大学の付属中学であることが分かりますよね。隠れ付属中学の場合は、大学名が中学校名に一切入っていません。
具体的には、白百合女子大学が聖ヨゼフ学園、立教大学が香蘭女学校を隠れ付属中学としています。隠れ付属中学では、附属している大学への学校推薦枠が多めに設けられていたりするのでメリットが多いのです。

 

まとめ

今回は、塾や受験に関連した専門用語について見てきました。日常生活ではあまり聞きなれない言葉が多かったのではないでしょうか。回診電話は主に塾で使われる言葉で、塾と家庭間のコミュニケーション方法です。
忙しい中で電話を受けるのは大変ですが、普段の子供の様子を知り、塾の講師に成績や家庭学習について簡単な相談が出来るチャンスです。教科書準拠教材のように、そのままの意味の用語もありましたが、隠れ付属中学のような耳慣れない言葉もありましたね。用語を知ることで、調べた受験の情報をより活用しやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。