塾や受験に関する用語解説

受験の情報や塾について調べていて、意味がよく分からない言葉を目にすることはないでしょうか。実はそれらは、学校関係者や塾関係者が使う受験や塾の専門用語なんです。用語の意味が分からないと、せっかくの有益な情報も意味不明なままですよね。そこで今回は、塾や受験に関する3つの用語について、その意味や内容を解説していきます。受験の情報戦を勝ち抜くためにも、しっかりと用語の意味を理解しましょう。

赤本

大学入試の際に活用される赤本。大学受験を経験した人なら、一度は開いたことのある問題集ではないでしょうか。赤本とは、教学社が出版している「大学入試シリーズ」のことです。大学、学部別の入試の過去問題集で、表紙が赤いため通称「赤本」と呼ばれています。
この赤本は毎年5月頃に最新版が出版され、過去6年分の入試問題と解答が掲載されています。ほぼ全ての大学の入試問題を網羅しており、教学社のウェブサイトでどの大学の赤本が出版されているかを検索することも出来ます。
過去問を解くことは、本番に近い形で自分の実力を試せるだけでなく、志望校の入試の傾向を知る上でもとても重要です。入試の傾向を知り、頻出問題やパターンを分析して対策を立てることで、合格に一歩近づきます。赤本は大学受験に欠かせない存在と言えるでしょう。

AO入試

最近よく耳にするAO入試という言葉。具体的にどのような入試なのか、きちんと把握している人は少ないのではないでしょうか。AO入試とは、出願する人物の人となりと、学校側の希望する学生像を照らし合わせて合否が決まる受験方法です。AOとはアドミッション・オフィス(入学管理局)の略で、学校側の求める学生像はアドミッション・ポリシーと呼ばれます。
一般的な受験は学力試験を課すことで合否を決めますが、この入試方法では主に志望理由と面接の結果で合否が決まります。イメージとしては、就職活動に近いですね。推薦入試と混同されることも多い入試方法ですが、推薦入試は学校長の推薦状が必要なのに対し、AO入試では推薦状は必要ありません。大学側に自分の個性や熱意をアピール出来るので、学力や成績にとらわれず大学を受験することが出来ます。

オープンスクール

受験希望者やその保護者のために、大学がキャンパス内や講義を一般に公開するオープンキャンパス。オープンスクールは、オープンキャンパスの塾バージョンと考えると分かりやすいでしょう。通常、学習塾では入塾希望者に対して授業の無料体験や見学を随時行います。
そういった活動の一環として、オープンスクールでは大人数の入塾希望者を集めての授業体験や見学、塾の校内の案内などを行います。個別での見学や無料体験は気が引けるという場合にも参加しやすいですよね。
また、国公立の中高一貫校や、私立中学や私立高校などで、学校内の見学や授業見学会などを行うこともオープンスクールと呼ばれます。学校内を見て回ることで、入学後の具体的な学校生活のイメージを掴むことが出来ます。学内の雰囲気が分かるのも、オープンスクールの魅力ですね。

まとめ

受験や塾に関連する専門用語は、聞いたことはあるけれど、詳しい意味までは分からないというものも多いですよね。インターネットでの情報収取が手軽に出来るようになった昨今ですが、用語が分からないとせっかく調べた情報も役立てることが出来ません。
今回ご紹介したのは、主に大学受験の際によく使われる用語でした。特にAO入試は、推薦入試と混同していたり、試験内容を知らなかったりということが多い用語です。詳しい内容を知らないままだと、AO入試のチャンスを逃すことにも繋がりかねません。赤本やオープンスクールは、用語の意味を知るだけでなく、受験の際に役立てたいですよね。