塾の春期講習の費用相場と参加するメリットとは?

皆さんも、新聞の折り込みなどで「春期講習受付開始。新規受講生募集中!」という内容のチラシが、春休みが近付くと入ってくるのではないでしょうか。そんな塾の春期講習とは、いったいどのような内容の講習を行うのか。そして、どんな利点、メリットが期待できるのか。そんな春期講習についてのアレコレを、わかりやすく様々な視点から探っていきたいと思います。

春期講習のメリット

塾に通っている生徒の学習量を知る

まず、塾に一度も通った事の無いお子さんであれば、是非とも受講をおススメします。何故か?まず一番に挙げられるのは「通わせることでのコストやデメリットは無いに等しい」からです。多くの学習塾が、春期講習を「無料」という形にしている場合が多いです(個別指導だと有料の場合有)。春期講習をスタートラインとしているから(夏期講習の場合は「より具体的な志望校設定」である場合が多いので、スタートにはあまりお勧めできません)でもあります。自分が今、どれだけの実力があるのかを確かめやすい授業やテストが多めに設定されているのです。

更に、今まで学校の同級生しか見てこなかった子にとっては、塾に通う生徒、特に進学塾に通う生徒の学習量の多さにはカルチャーショックを受けるはずです。その子の目標が進学であれば、きっと良い意味での刺激になってくれるはずです。

各教科の抑えるポイントを知る

全てにおいて言える事は「確認テスト」をしっかりと受けることです(夏期講習では「苦手分野洗い出し」より「実力向上」の為のテストが多いです)。自分の苦手なポイントを、そこで洗い出しておくことがとても大事です。確かに2週間は短いですが、苦手なポイントが分かれば、いくらその数が多くても、優先順位を付けてつぶしていけますし、つぶせずに残った部分は「学校で教わる」か「引き続き塾で教わるか」を選ぶ余地が生まれます。

具体的にですが、まずは「英語」に関しては、特に来春から中学校へ通う子にとっては、貴重な「予習」のチャンスです。先に塾で慣れておけば、中学校での授業では学習に集中できます。また「国語」などの文系項目は、記述問題に集中して取り組むのがおススメです。数学や理科は「計算スピードのアップ(これがあらゆる問題で基礎になる)」を集中課題にするべきでしょう。

今後の勉強や志望校の情報を聞き出す

春期講習の場合、概ね「2週間前後」が講習の期間として設定されています。これは丁度春休みの長さとほぼ一緒ですね。夏期講習もそれと同じ理由で1ヶ月弱に設定されていますが、先に記したように、特に初めて塾に通う子や、今まで勉強を改めてしてきたことが無い子には、かなり先が長く、スタートの時点で興味ややる気を削いでしまう危険性があります。

2週間前後の春期講習であれば、ゴールが見えているので、子供も集中力を維持したまま、高い意識の持ち方で講習をやり遂げられるでしょう。また、更に大事なのは今後の勉強方法と、志望校の難易度などの情報をできる限り集めておくことです。

お子さんが聞きづらければ、親御さんが面談や連絡ノートで聴いても良いです。これは以降塾を続ける続け内に関わらず、とても大事な情報です。

春期講習の活用方法

春期講習の具体的な活用方法ですが、これはつまり「塾が伸ばそう・力を付けてもらおうと思っているポイント」と重なれば、より効果的な活用になるということを念頭に置いて下さい。学年別に解説していきましょう。まず来年小学5、6年生になるお子さんは、漢字書き取りや計算問題のパワーアップに取り組みましょう。これは以降の勉強で土台となるからです。

来年中学生になるお子さんは、1学期最初のテストの内容を先取りしましょう。このテストで高得点をとれば、以降の勉強スタイルが綺麗に整うからです。2年生になるお子さんは、とにかくこの1年間に習う内容をできるだけ先取りしましょう。

高校受験は中2での授業内容が一番多く出題されるからです。受験を控える中3生は、まず講習前に志望校を設定しましょう。そして具体的な勉強計画の決定と、弱点の洗い出しに取り組みましょう。これらの方針で、是非春期講習をフル活用して下さい。

春期講習の費用相場は

最後のこの項では、春期講習において親御さんがある意味一番気にされているであろう、費用について見ていきたいと思います。まず、塾の指導方式によって、そもそも掛かる費用が異なってきます。費用の高い順から並べると「集団指導」「生徒数人への個別指導」「マンツーマンの完全個別指導」となります。

もう一つの傾向としては、学年が上がるほど受講費も高く設定されているという点です。これらを踏まえて見ていくと、中学受験の塾の場合、小4で2万~4万円、小5で3万円~5万円、小6で4万~7万円という相場です。

高校受験塾で主要3教科(英語・数学・国語)の場合、中1で1万8千円~2万円、中2で2万円~3万円、中3で3万円以上、という傾向です。ただし「春以降も継続で授業料割引」「クオカードプレゼント」などキャンペーンもある場合が多いので、費用は遠慮なく塾側に相談をしてみましょう。

まとめ

ここまで、春期講習の概要や受講する事でのメリット、具体的な費用の相場といったさまざまな情報を分析し、紹介してまいりました。改めてまとめますと「春期講習のメリットは苦手つぶしと計画立て、学習リズムの確立。学年別に強化すべきポイントを明確にすべし。費用は2万~5万以上だが、割引キャンペーンも多い」というものでした。春期講習はしっかり目的意識を持てば、非常にメリットのある講習です。ぜひ、通ってみたい講習や塾を探し出してみて下さい。