塾の勉強合宿に参加するメリットとは?

全く管理されない状態で自主的に勉強しなくてはならなくなったら、大多数の人は怠けます。学校に登校しているうちは生活の時間をある程度管理されていますから、規則正しい生活と確実に確保された勉強時間を得ることができます。では長期休み中はどうでしょう。果たしてどれほどの人間が自主的に計画立てて勉強することができるでしょうか。塾の勉強合宿に参加すればスケジュールを完全に管理してもらえますから確実に勉強をすることができます。しかし本当にそれでいいのでしょうか。

生活リズムが改善される

皆さん、休日は何時に起きていますか?人によるとは思いますが結構昼過ぎまで寝ているって方いるのではないでしょうか。登校しないということは生活リズムを強制的に整えているシステムが存在しないということです。朝起きなくてもいいなら、夜遅くまで起きていても問題ないということ。長期休み中にどんどん夜型の生活になってしまうことがあるのです。
しかしよく考えてみてください。本番である入試は何時に行われますか?大体が朝から夕方に行われるでしょう。ということはあなたの脳は朝から夕方にかけて一番エンジンがかかる状態にしておかなくてはならないのです。登校しない時でも生活リズムを崩すわけにはいかないのです。
その点集団行動である勉強合宿は起床時間、就寝時間を管理してくれるので本番向けの生活リズムを作ってくれるのです。朝起きるのが苦手、つい勉強を深夜に持ってきてしまうという方にはとても向いているのです。

勉強中心の生活で、学力が向上する

勉強合宿ですから、当然1日のほとんどが勉強時間に費やされます。自分で立てた計画よりもはるかに確実に勉強時間を取ることができるのです。わからないこと不安なことがあってもいつでも講師に質問することができる上、大抵は豊富な教材が用意されていますから、豊富なサポートも受けられます。荷造りの段階でスマホやゲーム機、漫画などをおいていけば自分を勉強しかできない環境におくこともできるでしょう。
合宿中いっしょに過ごす仲間も皆同じ大学進学を目指す同士です。お互いにモチベーションを刺激し会えば、合宿以前と以降で意識も変えることができます。合宿を通じて勉強中心の生活に慣れること、本番に向けて本格的に意識を切り替えることなど、目的を持って参加すれば確実に意義のあるイベントです。中々受験に向けて習慣を切り替えられない方はぜひ参加してみましょう。

反対にデメリットは?

単に合宿中たくさん勉強したいという方、すでに勉強する習慣が身についているという方には勉強合宿は役に立たないかもしれません。勉強合宿にはいくつかのタイムロスが発生するので、必要ない方にとっては無駄なイベントでしかないからです。まずどこで合宿をするのか。すぐ近くの塾で泊まり込むならいざ知らず、バスや電車を使って遠い地の合宿所で行うなら、その移動時間で机に座って勉強していた方がもちろん成績は伸びます。
また合宿に当たって荷造りをする時間も無駄です。何より勉強合宿でたくさん勉強したことにより達成感を感じ、帰宅後気が緩んでしまう危険性があります。勉強合宿の本来の目的は長い時間勉強することにはありません。生活習慣を勉強中心に変えるために行くのです。勉強合宿に参加するならその目的意識を忘れないようにしましょう。

まとめ

習慣が身につくとは無意識でもできる状態のことを言います。無意識でできるのですから苦しさはありません。勉強をする習慣が身について、日々勉強することに苦しみを感じずに済めば大変な武器になるでしょう。勉強合宿とは習慣を変えるために合宿スケジュールという強制力を持って勉強中心の生活に慣れさせるイベントなのです。すでに勉強が習慣化されている方や、習慣化という目的意識のない方にとってはむしろデメリットしかないのではないでしょうか。参加不参加は自分に必要なのか不必要なのかを考えてから決めましょう。